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らくがきとかぐだぐださいと。
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図書館革命ネタバレあり。(手塚×)柴崎のはなし。










ああいやだいやだいやだいやなのよ!
柴崎麻子はぎゅうぎゅうとクッションを抱きしめた。普段こんな奇行に走ればまわりには天変地異の前触れかと思われるかもしれない。流石に言い過ぎか。「図書館員・柴崎麻子」としてではなく、少なからず素の自分が出せるのは独身寮の自分の─自分と笠原の部屋だけだった。
─否、最近は、
(ああでも、特殊部隊でも素っちゃあ素じゃないの)
特別扱いしそうになった所を慌てて取り繕う。いつの間にか何度も殴りつけていたクッションは、今まで半分インテリアとして新品同様だった姿がものの数十分で大分くたびれてしまっていた。こんな乙女行動、同じ部屋の片割れの担当じゃなかったのか。

机に無造作に放っていた新品の携帯を見つめる。データもほぼ回復した情報の固まり。これをみる度に私は特定の人物を思い浮かべることになるのだろうか。いや、そんなことは断じてない。これは重要な道具なのだ、私が私として生きていくための。それ以上でも以下でもない。

でもいい加減認めよう。いやだから違う、私はとっくに気付いてるし認めてる。ただ。
(こんな私、私じゃないのよ)
初めてかもしれないのだ。こんなに、心乱されることになるなんて。ぼす、と手にしていたクッションを壁に投げつける。
悔しくて頭を掻きむしりたくなる。けれどそんな醜態を表に出すことは決してプライドが許さない。それは文字通り私の誇りだ。プライドは自分を縛るためのものではない。私はそうでありたい。
(─でも)
こんなどうでもいいことに頭を占拠される(語弊がある。その裏で冷静にそれを見ている私もいるのだ)なんて、そんな普通の女の子みたいな、極端な話笠原みたいな私がどこかにできてしまった。

(そんな女に成り下がった私に何の価値があるっていうの)
どうしろっていうの。あれは普通じゃない私を見ているのに、こんな私が生まれてしまったら。

今はもう何も見たくないと、だらりと机に頬を押し付け瞳を閉じた。


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好きだって言えない柴崎がクリーンヒットした件について。手塚の煮え切らなさも相乗効果。要は手塚と柴崎早く幸せになっちゃえよって話です。


今2時前なんですがランダムで音楽流してたら唐突に羊でおやすみシリーズの遊佐さんが羊を数えだしました(爆笑)なんというタイミング。寝よう。そういえば小牧さんの声は遊佐さんがいいな(アニメ化おめでとうございます)ちょっとエロすぎる…?(笑)
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